会員ネットワーキンググループ

第2回会員ネットワーク勉強会「渋谷から世界へ。まちの魅力発信拠点「渋谷ヒカリエ」の文化的役割」

今年4月に東急電鉄がオープンした「渋谷ヒカリエ」。連日話題と客足の絶えない同施設は、渋谷のまちが持つ強みを最大限に生かした「エンタテイメントシティしぶや」を将来ビジョンとし、「渋谷を日本で一番訪れたい街」にすることを目指すリーディングプロジェクトとして位置づけられています。
今回の勉強会では、そのなかで核となる文化施設「東急シアターオーブ」と「クリエイティブスペース8/」を起点として、渋谷のまちづくり、渋谷ヒカリエの文化戦略にクローズアップ。視察を交えながら、それら文化施設の特徴や果たす役割、渋谷のまちへの波及効果などについてお話をうかがいます。

 

<日時> 2012年11月29日(木)15:00~18:00 (※受付14:45~)
<会場> 渋谷ヒカリエ(カンファレンスルーム、東急シアターオーブ、クリエイティブスペース8/)
<内容>「渋谷のまちづくりと渋谷ヒカリエの文化戦略(仮)」について: 西澤信二 氏(渋谷ヒカリエ運営部統括部長)
<参加費> 1,000円(軽飲食代) *領収証を発行いたします
<定員> 20名
<締切> 2012年11月26日(月)まで(定員・20名になり次第締切ります)

◎主催: 企業メセナ協議会・会員ネットワーキンググループ会員ネットワーク勉強会*1
◎協力: 東京急行電鉄
◎問合せ: (公社)企業メセナ協議会 セミナー担当(若林・寺岡・松村)
gbfund@mecenat.or.jp TEL 03-5439-4520

会員ネットワーク勉強会申込書

※ 会員ネットワーク勉強会とは…
企業メセナ協議会の会員が集う場・出会う場を生み、メセナ活動にかかわる情報交換・研鑽の場として開催する勉強会。会員有志の「会員ネットワーキンググループ」幹事が「メセナの現場目線」で企画し、運営も担っています。
幹事(敬称略)│星久人(ベネッセホールディングス)、飯島健(新国立劇場)、宗村泉(凸版印刷)、岡部三知代(竹中工務店)、菅沼比呂志(リクルート)、天坊真彦(リソー教育)、美馬直輝(Rightning Consulting)、宮田昌尚(朝日新聞社)、森本智子(ワコールホールディングス)

 

 

開催報告

11月29日(木)、「会員ネットワーク勉強会」を開催しました。第2回の今回は、東急電鉄のご協力のもと、今年4月に開業し注目を集める「渋谷ヒカリエ」にて開催。20余名の会員の方々にご参加いただきました。

渋谷を「日本で一番訪れたい街」にすることを目指す同社。連日話題と客足の絶えない同施設は、渋谷のまちが持つ強みを最大限に生かした「エンタテイメントシティしぶや」を将来ビジョンとし、「渋谷を日本で一番訪れたい街」にすることを目指すリーディングプロジェクトとして位置づけられています。
今回はそのなかで核となる2つの文化施設を持つ、渋谷ヒカリエの文化的役割についてお話をうかがいました。

まず、客席数1972席で世界でも最大級のミュージカル劇場「東急シアターオーブ」へ。
ホワイエには渋谷ヒカリエの前身「東急文化会館」の大型映画館「渋谷パンテオン」にかつてかけられていた、ル・コルビジェの緞帳『闘牛十四号』を再現した西陣織が飾られ、「東急文化会館のDNAの継承」の象徴となっています。
また、地上70mのホワイエからは渋谷の街が一望でき、その絶景に参加者全員が思わず足をとめました。

 
(左)東急シアターオーブ ホワイエにて (右)地上70mの絶景に思わず足をとめる

つづいて「クリエイティブスペース8/ 」を見学。このフロアではグリーンカーペットが広場を連想させる多目的スペース「コート」を中心に、コンセプトの異なる3つのギャラリーとカフェレストラン、ショップ、会員制シェアオフィスの7つのスペースが活動を展開。それぞれの活動がゆるやかに刺激しあい、新たな活動を創造する雰囲気に、渋谷ヒカリエの利用者のなかでも商業フロアとは少し異なった層が足を運んでいるとのことでした。

 
クリエイティブスペース8/ コートにて

レクチャーの後の交流会では、渋谷ヒカリエの絶品菓子に目もくれぬほど、参加者同士の交流が盛り上がり、時間いっぱいで終了を惜しんでのお開きとなりました。

 
(左)渋谷ヒカリエ運営部統括部長・西澤氏によるレクチャー (右)交流会の様子

◎訪問日: 2012年11月29日(木)
◎訪問先: 渋谷ヒカリエ(東急シアターオーブ、クリエイティブスペース8/、カンファレンスルーム)http://www.hikarie.jp/
◎協 力: 東京急行電鉄(株)  https://www.tokyu.co.jp/index.html

会員ネットワーキンググループとは:
会員相互の交流・連携強化を目的に、情報交換・相談・研鑽などが恒常的に行える場を設けるため、2011年に発足。企業メセナ協議会会員有志からなる幹事メンバーが中心となり、協議会事業・行事に関連づけた会合を開くほか、メセナ活動にかかわる課題について話し合うなど、集いの場・ネットワークづくりのため活動しています。

 

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